子どもと一緒に私は、野菜を育てて
います。
野菜によって種が違うことや、子葉の
様子も子どもに見せたくて、種から
最近は育てることにしていました。
ところが・・。
ほとんどの野菜の苗が徒長してしまって、
ひょろひょろに。
自力で立てなくなるんじゃないか・・と
いうくらいになってきてしまいました。
そこで、今回は徒長した苗の原因と
いまから出来る対策について色々調べて
みることにしました。
徒長ってどんな意味?状態を確認する
最初に徒長とは、一体どんな状態なのか
確認しておきましょう。
苗の徒長とは、
- 無駄に葉や茎が伸びている状態。
- 茎が細くひょろひょろしている。
と、いうのが主な状態。
これはきゅうりの苗が徒長している様子
です。
茎は、ひょろひょろで頼りなく、頭が
重たそうに生長しているのが
分かりますよね。
風が吹くと、必要以上に揺れるので、
台風が来たら一発でアウトかも・・。
徒長した苗が良くない理由
では、苗が徒長してしまうと、何が
良くないんでしょうか?
苗は、徒長してしまうと・・・
- 風で折れる。
- 病気にかかりやすくなる。
と、言われています。
そして、なんといっても自立できない
状態になるので、育てにくい!
今日、私のきゅうりの苗も1つだけが・・
やはり、折れてしまいました。
このキュウリは、風にやられて
しまった様子。
子どもたちも慌てて「ママ!折れてる!」
教えてくれるくらい、ショックをうけて
いました。
それに、
徒長してしまうと、水をあげただけでも
しおれたようになることも。
お世話が、とても大変になって
しまいます。
できるだけ徒長しないように、育てて
いけるようにしましょう。
苗が徒長する原因
では、苗が徒長する原因を、一緒に
みていきましょう。
苗が徒長する原因
苗が徒長する原因は・・
- 日光が当たる時間や量が少ない。
- 栄養不足
- 苗が混み合って植えてある。
- 水のあげすぎ
- 風通しが悪い。
- 植えてある土の水はけが悪い。
などがあります。
色々ある原因のなかで、一番多いものが
日光のあたる時間が少ないこと。
私の場合は、室内で育苗していたため、
LEDライトに当てるなどをして
いましたが、生長には十分な量の光が
なかったものと思われます。
あと、意外な盲点。
それは、水のあげすぎ!
なんとなく、毎日水をあげていましたが、
もしかしたら苗にとって、不要の水
だった可能性もあったかもしれません。
徒長を抑制・防止するためには?
苗が徒長するのを抑制・防止する
ためには、徒長する原因となることと
逆のことをすればいいです。
- 日当たりの良いところで育苗する。
- 水やりは表面が乾いてから。
- 雨の日は、シートをかぶせておき、
苗が水浸しにならないようにする。 - 混み合ってきたら間引く。
と、いうことが苗の徒長・防止に
なりますよ。
徒長した苗の対策
では、徒長してしまった苗の対策は
何かあるんでしょうか?
徒長してしまった苗に出来る対策は・・
- 苗を深植えする。
- 根の張り具合が悪いようなら
あきらめる。
この2つ。
徒長しているものを取り出してみて、
根っこが育っていない場合は、種を
まき直したほうがいいようです。
トマトの苗については、下記に書いて
あります。
徒長した苗を深植えする。
徒長した苗を深植えするというのは、
- ひょろひょろ伸びている所が、
土に埋まるように植える。
と、いうことです。
茎が土の中に入ってしまって、大丈夫
かどうか心配になりますが、特に
問題なし。
今回深植えするのは、きゅうりの子葉
しかまだ出ていない苗。
なので、まだプランターに植えずに、
ポットに植え替えて育てることにします。
きゅうりの徒長苗を深植えしてみた
さっそくホームセンターで、9㎝のポットを
購入。
きゅうりの徒長苗をうえてみました。
それでも、まだヒョロヒョロ部分は
ありますが、前よりはマシ。
これで定植できるまでに、なってくれれば
いいんですが・・。
徒長対策の注意点
日光不足の徒長の場合、注意することが
あるんです!
それは・・
- いきなり直接日光にあてない!
と、いうこと。
いきなり直接当ててしまうと、萎れて
枯れてしまいます。
少しずつ日当たりの良いところに
だして、徐々に日光に慣れさせていく
ようにしましょう。
徒長したトマトの苗の場合
トマト苗の場合、徒長してしまったら、
- 苗を切って挿し芽にする。
- 生長点が地面に着くように、
シート押えなどで固定。
する方法があります。
理由は・・
- 徒長した苗は十分な収穫が、
できない。 - 病気にかかりやすい。
と、いう理由からです。
トマトは比較的、根付くのも早い
植物。
なので、徒長したらすぐに対策を
してあげるといいですよ。
さいごに
今回は、徒長した苗の原因と対策に
ついてお伝えしました。
さいごに、もう一度まとめると、
苗の徒長の防止・抑制するには・・
- 日当たりの良いところで育苗する。
- 水やりは表面が乾いてから。
- 雨の日は、シートをかぶせておき、
苗が水浸しにならないようにする。 - 混み合ってきたら間引く。
徒長してしまった苗の対策としては・・
- 苗を深植えする。
- 根の張り具合が悪いようなら
あきらめる。 - トマトは挿し芽でもOK
と、いうことです。
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