子どもが小学校で育てていたミニ
トマト。
持ち帰ってきたときには、葉っぱが
黄色く茶色になって、かなり弱々しく
なっていました。
しかし、今では脇芽を伸ばすほどに
復活!!
しかも、ようやくツボミもついて、
子どもも一緒に喜んでいました。
が・・。
なんだかミニトマトの茎で、茶色く
変色しているところを発見!
今回は、ミニトマトの茎が茶色く
変色した原因についてを中心にお伝え
していきたいと思います。
ミニトマトの茎が茶色に変色してきた!
ミニトマトの茎が茶色く変色してきた
状態をまずは、見てみましょう。
見えにくいかもしれませんが、奥に
茎が元気なものも映っています。
実は数日前から気が付いていたん
ですが、仕事でバタバタしていて、
よく見てあげられませんでした。
この茎には、葉っぱもあるんですが、
葉っぱが枯れてきて、なんだか丸まって
いる・・。
葉っぱの裏や茎に虫がいないか確認
してみたんですが、イマイチ発見
できず。
どう見ても、
- 病気
- 害虫
の、どちらかっぽいので、調べてみる
ことにしました。
すると・・「トマトサビダニ」と、いう
虫の仕業の可能性が!
トマトサビダニという害虫がつくと、
どんな症状が出るのかも見ていきましょう。
トマトサビダニの症状は?
気になるトマトサビダニの症状ですが、
- 葉っぱが黄色く枯れる。
- 茎も茶色くなる。
- 葉っぱがどんどん枯れる。
- 葉っぱの先が丸まって枯れる。
- 葉っぱの裏がテカテカ銀白色に
光る。
と、いう特徴があります。
今回は、葉っぱの裏は銀白色ではなかった
ものの、
- 葉っぱが急に枯れてきた。
- 葉っぱの先が丸まって枯れている。
- 茎が茶色に変色。
してきたことから、トマトサビダニの
可能性が高いと判断しました。
このトマトサビダニは、放置しておくと
大変なことになるんです!
ほおっておくと、どんどん枯れていき、
末期には、ミニトマトの実にまで、被害が
出てしまいます。
なので、疑いがあればすぐに対処する
必要がありますね。
私は、とりあえず茶色くなっている茎を
プチっとハサミで切ることに。
でも、切るだけでは害虫対策が出来ません。
なので、対策を考えることにしました。
ミニトマトのトマトサビダニの発生時期はいつ?
トマトサビダニの対策を考えるには、
発生時期も確認しておきましょう。
ミニトマトのトマトサビダニですが、
発生時期ってあるんでしょうか?
トマトサビダニの発生時期は・・
- 初夏から秋まで。
- 10回以上発生する。
と、なっています。
つまり、ミニトマトを生育する時期に
かなりの高確率で発生することに
なりますね。
ほかの特徴としては・・
- 25℃で卵から成虫まで1週間
ほど。 - 乾燥していると発生しやすい。
と、いうことから梅雨明けくらいから
予防策をしておくことが必要になります。
予防には、こまめな葉水が有効との
説もあります。
そういえば、最近うどんこ病対策の
重曹スプレーによる葉水をサボっていた!
なので、葉水をマメにするのが予防策に
なりそうです。
あと、トマトサビダニって、肉眼では
かなり見つけることが難しい大きさ。
(0.15~0.20mm)
なので害を広げないためには、日々
葉っぱや茎を観察することくらいしか
早めに気付く方法がなさそう・・。
トマトサビダニには無農薬で駆除できる?
圧倒的なスピードでミニトマトを
枯らしてしまうトマトサビダニですが、
無農薬で駆除することは可能なんで
しょうか?
トマトサビダニには・・
- 牛乳をうすめてスプレー
(腐りやすい!あまりおすすめしない) - コーンスターチ
(水で溶いて冷ましてスプレー) - 水300mlに油2、3滴と洗剤の
スプレー
と、いう方法が調べた結果ありました。
牛乳をうすめて・・というのを、同じ
職場の方に進められたのでやってみたん
ですが、私は、おすすめしません。
なぜなら・・
- うすめる濃度が難しい。
- 流しきれない牛乳が腐ったような
かんじになる。
からです。
コーンスターチなども、毎日しようと
思うと結構手間ですよね・・。
安心な農薬として、多くでてきたものが
- アーリーセーフ
- 何回でも使える。
- コバエにも効く。
- うどんこ病にも使える。
- 収穫前日まで使用可能!
などの特徴があるので、
おすすめです。
水で300~600倍に薄めて使う
タイプなので、簡単ですね。
ただ、卵には効果がないようですから、
こまめな散布がポイント!
さいごに
今回は、ミニトマトの茎が茶色に変色
することについてを中心に、原因や
対策についてお伝えしました。
さいごにもう一度まとめると・・
- 予防にはこまめな葉水をする。
- トマトサビダニは初夏から秋まで
10回以上も発生する。 - トマトサビダニ駆除には、安心な
薬剤を使用するのがおすすめ。
と、いうことです。
早めの対応をすれば、株や実まで被害に
合う事も少なくて済むので、早めに
対処しましょう。
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